我が家最強を誇る小悪魔、 こぁ i7 920マシン。半年ほど前に電源を抜いたまま放置していたところをパワー重視系の開発機として使うべく、1TBのHDDも追加してDebianにて復活させたのですが…。
マザーボードのリチウム電池が切れていたので交換した後、どーも調子が悪かったのです。
具体的には、
- エラー音連続発振で起動しない
- 起動するけどOSが一通り立ち上がった直後フリーズ
- ふと気付くとフリーズ
- 画面上にsyslog書き込みに失敗した旨のメッセージを出しつつ操作不能(操作のたびにsyslogに書こうとするのでシャットダウンもできず)
等々。状況的にBIOS周りを疑い、実際CMOSクリアをするとしばらくは調子が良いのでBIOSが飛びかかっているかな…と思っていたのです。
で、そろそろメモリなど適合部品も手に入りにくくなってきたし、いっそCPUとM/Bとメモリを売り払ってしまおうと思っていたのですが…。最後に改めてGoogle様に聞いてみたところ、電源の劣化ではないかと言うことに気付きましたさ。
実際、HDDを取り払った状態での12V電圧が11.795Vといった具合にすこーし低いのです。他のは一応定格超過しているのですが。
という事で、売り払う前にまずは電源交換を。別の こぁ i5機も電源を強化したかったところなので、電源ユニットが無駄になることはないであろうと。
購入したのは Huntkey パソコン用ATX電源500W BK-5000
。
お値段そこそこ、12Vが4ライン化されているのが少し安心?(よくわからない)
80Plusへの適合はしていませんが、まぁ24時間連続フル稼働させるもんではない予定なので、当面あまり関係は無いかと。連続稼働させる気になったら再交換しても良いかも。
M/B側への供給ケーブルは、電源ユニット直付けなので、不要なラインがあっても外せません。まぁまとまりが良いので、それほど邪魔とは思いませんけどね。ケーブル帯も数本付いてきます。
従来搭載しているのも500Wなので、ここは変更なし。実は こぁ i7機に最近安いメモリを増設してしまい、12GBメモリ機などと言う意味不明な化物化も考えてはいるのですが…(12GBメモリだとたぶん500Wぢゃ足りない)。
ま、その場合はこの500Wを こぁ i5機に積むので良し、と。
本日交換して電源チェックしたところ、HDD繋いでも12Vは定格超過。代わりに5Vがすこーし下回っているけど…だ、大丈夫かな?(汗)
現状4時間ほど連続運転させていますが、特に障害は出ていない様子。まぁこれで様子見ですかねー。
しかし古い電源ユニットはどうしたものか…。それほどシビアな用途で使わなければ、まだまだ使える…かな?
参考までに、搭載した Core i7 920機の構成:
- Core i7 920
- メモリDDR3 10600 2GB×3 (6GB)
- HDD 50GB ×1 (OS用)
- HDD 1TB×1 (大量データ用)
- Matrox Milleunium II 8MB (当初はGeForce積んでいたのですが、調子が悪い時に省電力狙いで交換、そのまま)
- 光学ドライブなし
いたって普通というか、たぶんCPUの割にしょぼい構成だと思うので、あんまり参考にはならないかも。特にグラフィックボードのチョイスが(笑)
でも、このグラフィックボードでもDebian lenny + LXDE だとちゃんと使えるンよ?
元々SSHログインで使う予定だったので、ビデオは「とりあえずコンソールが映れば良い」程度という判断。
ちなみに、当面の主用途はお仕事で関係する技術の予備研究/検証用にJava開発に使いまする。Javaはメモリを喰うので、安いVPSだと足りんのです。