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愛読者カード運営代行サービス「i 読(あいどく)」

これは良いサービス!出版各社の前向きな参加を希望したい!!

自炊はもはや不要!本屋で買って、ハガキを返し、電子が届くサービス始めました。

関連記事:電子書籍の「自炊」(書籍の電子化)はするな!!(少なくとも現段階では)

関連記事:「本の自炊」に対するソリューション登場!愛読者カードを使ったサービス

愛読者カードに注目するってのが、目の付け所がSHARPと言えましょう。確かに愛読者カードを持っている=正規購入者だし。

エロゲの中古買い取りと同じ理論だね★ (ユーザ登録はがきが無いと一気に買い取り額が下がる。そしてユーザ登録するともらえる特典も最近多い)

…書店でカードだけ抜きとるとか、カードだけヤフオクに出すとか、そーいう悪用方法は簡単に連想できるのでもう一工夫あったほうが無難だけどね。ただ、これらをやっても紙の本+カードで入手した電子版の最大2冊までなので、無制御に出回ることは無いのかも。

そもそも「電子版のほうが欲しい」という人ならばカード送って電子版もらって本は中古処分、という人も多数いるはずだし、紙の本だって発行即購入→読了即中古売却、という人もいるので、やっぱりこのあたりまでの損失は今でも見込んでいるはず。

読める機器数への制限だけど、一番良いのは「ある機器で書棚に返したら別の機器で読める」かと。物理的な制限とほぼ同じなのでわかりやすいし、回し読みとかもできない。せいぜい大画面で開いてみんなで読む、くらい。

ただ、これだと「読んでいる機器を家に忘れちゃったから手持ちのコレで読みたい」という場合に不便。対策として「読んでいる機器が書庫からの呼び出しに反応しなければ別の機器で読める」なら?「呼び出しに反応」は「ソフトがシャットダウンするとき書庫に自動通知」でもよし。

今の機器はたいてい自動スリープするので、例えば家に電源入れたままおいてきちゃった、というケースでも大丈夫かな。一番の問題は「日本の無線事情は常時接続にはまだ遠い」ことか。

さて、この手のサービスが普及してくるには何よりも出版側の協力が必要。電子書籍については鶏と卵、圧倒的に片方が強くて、とにかく読みたい本が無いと読むことができない。

個人的には「新刊」「雑誌」「コンピュータ系の技術書」「小説」あたりが充実することを強く希望。

流行から外れた本は名作もしくはお気に入りでもない限り読んでもうれしくないだろうし、雑誌と小説はとにかく本が増える!ライトノベル系は物理的に在ることも重要なので、保存用に紙で買って持ちあるいて読むように電子で買いそう。そしてこいつらはとても裁断できない!

技術書についてはだいぶ出揃ってきた感。

そもそも重厚で持ち歩きが辛く、しかし趣味プログラマーとしては家でも職場でも手元に置く必要があり、しかも数を揃えて次々買いなおさないと技術についていけない。しかし電子版だけで良いかというと、会社の情報漏えい方針のために電子書籍を読む機器が持ち込めない可能性があり、結局紙が必要になるという問題も。

(紙の本なら情報漏えいしないかというとそんなことは全く無く、むしろそれは情報の元のほうで管理制御すべきなのだけど、日本企業はとにかく頭を押さえて出る杭を打って問題を解決したがる…。なら出てきた杭をさっさと抜いてしまえば良いのに)

雑誌については、最近週刊ダイヤモンドとか時々読むようになったのだけど、これの電子版は本も強制的に届いてしまう。週刊誌だし分量もすごく多いわけではないし、たぶん電子版で読むようになったら本はダイレクトに古紙回収に出しかねない感じなので、「電子版のみ」の選択肢がぜひ欲しい。

誰かに見せたいとか、「紙の本が欲しい」状況になったらコンビニとかで買えばいいんだし。

あとはファッション雑誌類。

絵の資料として買うのでかなり電子化したいのだけど、本来の読者層的に電子版への対応は遅いかなぁ…。あと自炊屋さんに持っていこうとしたのだけど、中を見るとアンケートはがきやら中綴じ記事やらでページのサイズが一定しておらず、裁断後の整理がなんぞ鬱な。切った後に全ページ見てサイズ違いの紙を外さないとスキャナが壊れそうな予感なので、やっぱり出版社による電子版が欲しいなー、とか。

ライトノベル小説は、まぁそこそこ出てきた…のかなぁ??今確認したらDMMの角川スニーカーとか、ちゃんと新刊入っているし。でもWindowsでしか読めないってのがかなり鬱。

いや、リモートデスクトップで読むという大技もあるけどな?

…改めて見ると、読みたい本とか読んでいる本はかなりの数が電子化されているな…。むしろ書店で買う前に電子書店をチェックすべき?でも本屋さんめぐりもソレ自体が楽しみなので、理想は書店で見つけた本をその場で電子版購入できること、だなぁ…。

しかし書店で本片手にPC操作はちょっとマナー違反な感じ。電子版を「だけ」買っても書店側に一定の利益報酬を入れられるシステムがあれば良いのだけど…というとやっぱりこの愛読者カードシステムは初期導入コストがかからない上にみんながそこそこ幸せになれるシステム、ってことなのか。

一周回ってどっとはらい。

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» 「本の自炊」に対するソリューション登場!愛読者カードを使ったサービス トラックバック AKIND’S HACKS ~徒然レビューとHACKSのサイト~
以前の記事 で「本の自炊」(自分で書籍を裁断して電子化)はするな!という提言をしました。 あわせて、以下のような提案もしました。 ・紙の書籍を購入した人だけが、電子版を無料で取得できる そうしているうちに、実際にこれに近いサービスが提供されることとなり... [続きを読む]

受信: 2011/10/22 22:53

コメント

トラックバックありがとうございます。

私も、このサービスの普及には賛成です。

・新書の場合は、同じ値段で紙と電子
・電子版のみの場合は値段が安い
・古本は当然安いが、電子はつかない

というパターンが選べると理想ですね。

投稿: akind | 2011/10/22 23:00

はじめまして。アイドック社の菊池です。
ブログでのお取り上げ、ありがとうございます。

サービス構築のイメージ・前提としては、

・出版社の初期負担をなるべく下げたい。
・書店で本を買うと電子本を入手する権利を得る形を取りたい。
・電子書店で電子版を新刊と同時に発売するのは書店営業部門から
 すると御しがたいのでなんとかしたい。

を解決したいと考えての提案です。

雑誌などで見られるのりづけ・ミシン目ありのモノクロはがき添付
ならコスト的にも比較的安いし抜け落ちも防止できる。

破ってまで持っていくほど電子版で読みたい!が多いなら電子書店に
新刊を卸す もしくは 電子書店を自前で展開するという示唆にもな
るでしょう。

ここ2年ほど、出版社の皆様と電子本についての会話を積み重ねてき
ましたが、アイドックとしては

 ・紙の読者が電子本を入手するときに2重コストにならない
  方法で提供されるべきなのではないか?

 ・電子書店の展開も拡大してほしい

 ・紙のみの選択肢は今まで通りのビジネスをしたければ可能

という出版社側へのバリエーション提示を意識してサービス化しました。

一部の皆様はDRMなしでやってほしい などという方も多いですが、
現状の出版事情から考えると、

 ”今”この瞬間は、DRMが必要でしょう。

と考えています。
リリースしたばかりでこれから出版社様への営業になりますが、
読者様の声として出版社の皆様にはおとどけしたく思います。

投稿: 菊池 邦洋 | 2011/11/09 13:37

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