宇宙消失。
宇宙消失 (創元SF文庫) グレッグ・イーガン \800+税
今日の早川さんつながりで読み始めたもの。てか、去年中に読了はしていましたが。
量子力学の話が始終出てくるので、理系知識は無いと辛いかも。あたしも一応高校が物理専攻だったのですが、なんとゆーか「設定」に頭を合わせるのに少し苦労したデス。
とりあえず、
「見ることによって結果が変わる、見ない限りすべての可能性がある」
「すべての可能性があるところから第三者の観察によって1つの可能性を固定される」
というところが基本なので。
で。
この本自体新しいものでもないし、きっとその業界では話題済みなのだろうけど、エヴァンゲリオンとか涼宮ハルヒとか、連想すると色々楽しい。
ファンタジー的視点で捉えるなら、レイアースやカードキャプターもネタにできるか?
特にハルヒの「消失」とか、放置プレイ真っ盛りの「分裂」とか。
長門がハルヒを固定しているのか、キョンもしくはジョン・スミスがハルヒを固定しているのか、とか。長門は一応「受動的な観察者」を明言しているから、唯一の一般人キョンのほうが怪しいか。そもそも「消失」のタイトルが被る。
「分裂」なんて、もろこの作品と同じ手法使ってるし。
てか、読んでいて「前編で拡散させたは良いものの、後編での収縮に失敗したんぢゃ無かろうな谷川流?」とか思った。まぁ実際は色々あるみたいだけど?
未来は過去の固定からしか生まれないことを考えると、朝日奈さんご一行の能力は低そうだ。
そういえば第2期では、いい加減ジョン・スミス出てくるんだろうか。第1期はどうにも、ハルヒが持つ能力がいまいち語られていない印象が強いけど。
エヴァンゲリオンも、可能性の選択という点で同じ感覚が。
本編。
あたし、未だにこの作品、後半示されている複数の可能性ルートから、どれがエンディングにたどり着いたのか、少し悩んでいるのですが…。まるで正解が示されていないゲームブックのようだわ。むしろ最初、乱丁も疑った(笑)
主人公の変わり身の早さと、最終的なヘタレっぷりが面白い。身代わりが早いっていっても、1部→2部は強制されているわけだけど。
そして最初は人類巻き込んで散々騒いだ結果、最後は一日ごろごろ。こうしてニートは誕生する(笑)
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